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【ピュアパイル工法】
2022年11月24日
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みなさんは【ピュアパイル工法】をご存知でしょうか?ピュアパイル工法は、円錐型掘削ヘッドを装着した掘削ロッドで、地盤を側方に押し広げながら支持深度まで掘削し、セメントミルクと置換することにより杭状柱体を築造します。
ではピュアパイル工法の特徴はというと、円錐型掘削へツドを装着した掘削口ツドで、 地盤を側方に押し広げながら支持深度まで掘削し、セメントミルクと置換することにより杭状柱体を築造します。セメントミルクと 地盤を攪拌混合しないため、杭状柱体の品質は土質の影響を全く受けません。したがって、どんな地盤も高強度・高品攪拌質を 安定して発揮します。また、セメントミルクと地盤の攪拌混合がないため、腐植土地盤でも施工が可能です。施工法の原理から地盤を緩めないため鉛直支持力が大きいです。硬質な砂質地盤ではスパイラルロッドを使用することで、掘進性能が向上します。ロッドにはストレートロッド、先端スパイラルロッド、全身スパイラルロッドの3種があります。杭径はφ200のみで小径のため従来の柱状改良工法より多数の杭状柱体で建物荷重を、より分散して支持するため、安全安心です。

↑PPパウダー混和剤
コンクリートの流動性を向上させたり、凝結・硬化時間を調整したりする薬剤。それ自体の容積がコンクリートなどの練上り容積に参入される「混和材」とは異なり、使用量が少なく一般的にセメントに対する重量比で5%以内程度とされています。ピュアパイル工法では、セメントミルクのブリーディング(セメントと水の分離現象)を抑制するため、特殊混和剤「PPパウダー」を現場条件に応じてセメントに対して0.5~4%程度添加し使用します。なお、PPパウダーは、化学的に安定した無機化合物で、人体に対しても無害です。

上の写真は施工直後の写真です。
施工の流れとしては、①位置合わせ→②所定深度までロッドを回転圧入→③セメントミルクを吐出しながら30分程度保持→④セメントミルクを吐出しながら引上げ→⑤杭頭レベルを合わせる→⑥完了
今回ピュアパイル工法を行った物件では、23本改良を行い二日間の施工でした。
他にもご紹介できる工法、弊社取り扱い商品などまたの機会にご紹介いたします。